« 2005年09月 | メイン | 2005年12月 »
2005年11月24日
写真で見る爆発事故現場
爆発事故後の現場写真です。複雑に装置が入り組んで、多種多様な可燃物が存在するプラントでの爆発事故は悲惨です。
投稿者 fike1 : 20:47
2005年11月22日
エクスプロージョン・ベントの設置例
エクスプロージョン・ベント(爆発放散口)は、屋外の装置を中心に広く使用されています。これらの写真は、各種装置での設置例で、矢印がエクスプロージョン・ベントを示します。
◆左:集じん機への取付例 ◆右:配管への取付例
◆左:サイロへの取付例 ◆右:ホッパーへの取付例
◆左:クーリングタワーへの取付例
投稿者 fike1 : 19:10
AXIUS型ラプチャーディスク
◆左:AXIUSタイプ・ディスク ◆右:AXIUSタイプ・ ディスクの破裂前・破裂後
AXIUS(アキシアス)はファイク社が特許を取得している反転型のラプチャーディスクです。AXIUSは最大可能運転圧力を設定圧力の下限の95%まで可能にした最先端の技術が凝縮されている夢の破裂板です。AXIUSはラプチャーディスクの中でG2テクノロジーとも呼ばれており、圧力を設定する際に機械加工を一切施しません。その為、従来のスコアラインのような使用する毎に疲労していく箇所がプロセス側に存在しないのでサイクル運転やパルスに強く、最大で5万回を超えるサイクルにも使用可能です。
<AXIUS型ラプチャーディスクの特長>
■許容公差の下限に対して95%までの圧力で運転できる
■金属単板構造で低圧破裂圧を実現
■低圧域での公差が狭く、より設定圧力に近い値で破裂
■破裂時の破片の飛散がない
■バキュームサポート無しでフルバキュームまで使用できる
■液体、ガス、ベーパーはもちろんどんな流体にも使用できる(重合のあるプロセスには不可)
■製造範囲がなく標準がゼロレンジである
■サイクル運転やパルスに強い
■標準材質はステンレス、ハステロイCで1~4インチまで製作可能
■設定可能温度はステンレス、ハステロイC共に-40℃~480℃
■1-1/2インチを除いてファイク製SRL型ホルダーと互換性あり
投稿者 fike1 : 18:41
2005年11月21日
タンタルライニング・ホルダー
タンタルは、非常に広範囲の耐腐食剤としてい使用できますが、コストが高く、加工性が悪いのが欠点です。Fikeは1984年にコストパフォーマンスに優れたタンタルの特殊コーティングに成功し、ラプチャーディスクのホルダーに耐腐食材としてコーティング施工したものが広く使用されてきました。
このタンタルメタレーティングが製作段階での歩留まりの問題により2003年に製造を中止し、新たに開発したタンタルライニング・ホルダーに切り替わりました。このホルダーは高価なタンタルのムク材を使用することなくして接液部をタンタルとすることができ、腐食ラインで使用できる最適のホルダーです。
投稿者 fike1 : 22:50