« 連載記事「爆発・火災を起こさないための基礎知識」第5回が掲載されました | メイン | フレームアレスター専用のホームページが完成 »

2009年02月12日

「粉じん爆発・火災安全研修セミナー」のご案内

セミナーのご案内(お急ぎ下さい!

来る3月12日と13日の2日間、社団法人・日本粉体工業技術協会 粉じん爆発委員会主催による「粉じん爆発・火災安全研修セミナー」が、中央大学駿河台記念館 (東京都千代田区神田駿河台3-11-5 Tel 03-3292-3111) にて実施されます。

講師は榎本兵冶・東北大学名誉教授、土橋律・東京大学教授を始めとした、同協会のメンバーが務めます。

弊社からは委員である永田が、爆発防止・被害軽減対策というトピックの中で爆発放散口と消炎ベントについて、13日午後に発表の機会を頂いております。

粉じん爆発が発生し得る現場で実務に関わる方、具体的な安全対策の方法を知りたい方などは、必聴のセミナーです。

プログラムは以下の通りです。

12 日 午前のプログラム

(1) 粉じん爆発のデモンストレーション…『粉じん爆発の恐ろしさの啓蒙』
・ビデオ等の映像による粉じん爆発の脅威の体験
(東北大学 榎本兵冶)

(2) 粉じん爆発の基礎知識 ① …『爆発現象と用語の理解』
・燃焼の3 要素 ・粉じん爆発の発生要件
・粉じん爆発の特徴と注意点 ・爆発特性値 (MSDS 危険性データとその見方)
(東京大学大学院 土橋 律)

(3) 事故事例と統計からみた危険性 …『映像と資料による危険な状況の理解』
・危険な粉じんの種類 ・危険な工程/状況/装置
・危険な開始、停止操作 ・臨時作業
(東北大学 榎本兵冶)

12 日 午後のプログラム

(4) 粉じんの種類別危険性と対策 …『業種別にみた安全対策とヒヤリ・ハット』
・穀物/飼料/食用農水産加工品 (味の素㈱ 中田真輔)
・化学合成品/医薬原料 (㈲PHA コンサルティング 元三菱化学㈱ 飯塚義明)

(5) 関連法規、規格、技術指針 …『法体系と関連法規、責務の理解』
・法体系と法規制の目的 ・労働安全衛生法 (事業者と労働者の責務)
・安全衛生管理規程 ・技術に関する規制と技術資料 ・国際動向
(㈱環境衛生研究所 島村英生)

(6) プラント作業者・管理者の責務 …『組織内の位置づけと役割の理解』
・社内体制:作業者/管理者のなすべきこと
―事例その1 (㈱日清製粉グループ本社 加納 理)
―事例その2 (味の素㈱ 土屋仁志)

(7) 補講 質疑応答

13 日 午前のプログラム

(8) 粉じん爆発の基礎知識 ② …『粉じん爆発・火災に関する基礎知識の修得』
・爆発危険性評価の考え方 ・爆発危険性の相対評価 (東北大学 榎本兵冶)
・爆発特性値と影響因子 ・堆積粉じんの火災

(9) 静電気の発生と防止対策・防爆電気機器 …『静電気の基礎と対策に関する知識の修得』
・静電気放電の形態と危険性 ・静電気特性の測定法
・静電気安全対策 ・防爆電気機器
((独)労働安全衛生総合研究所 山隈瑞樹)

13 日 午後のプログラム

(10) 爆発防止・被害軽減対策 …『対策技術と装置の映像紹介による理解』
・爆発圧力放散設備(ベント)/消炎型爆発放散設備 (ファイク・ジャパン㈱ 永田憲司)
・爆発抑制装置/爆発伝ぱ遮断装置 (日本フェンオール㈱ 鉾田泰威)

(11) プロセスごとの危険性と安全対策 …『各種工程におけるヒヤリ・ハット』
・粉砕/分級工程 ・集じん/分離工程 (ホソカワミクロン㈱ 向河原 栄)


プログラム、お申し込み用紙は日本粉体工業技術協会ホームページから、
http://appie.or.jp/
もしくは以下のリンクからダウンロードできます。
http://www.appie.or.jp/event/iinkai/h20/090312funjin.pdf

必要事項をご記入の上、FAXでお申し込み下さい。
座席数は50名を予定していますが、満席になることが予想されます。
どうぞお早めにお申し込み下さい。

投稿者 fike1 : 2009年02月12日 00:52