2007年12月18日

SRX型ラプチャーディスクのサイズが充実

SRX_catalog_photo01.jpg

SRX型ラプチャーディスクは反転式ディスクに"X"字型のスコア(切り溝)が入っていて開口時にはそのスコアにより完全な破裂開口を得ることができますので、今までの反転式のようにナイフ・ブレードを必要としません。これまではSRX型の標準での口径は最大で12インチでしたが、この度24インチまで拡充されました。ラプチャーディスクとホルダーのシート部にO-リングを使用する仕様につきましても24インチまで対応しております。

投稿者 fike1 : 17:25

2005年11月22日

AXIUS型ラプチャーディスク

Axius01.jpgAxius02.jpg

◆左:AXIUSタイプ・ディスク ◆右:AXIUSタイプ・ ディスクの破裂前・破裂後

AXIUS(アキシアス)はファイク社が特許を取得している反転型のラプチャーディスクです。AXIUSは最大可能運転圧力を設定圧力の下限の95%まで可能にした最先端の技術が凝縮されている夢の破裂板です。AXIUSはラプチャーディスクの中でG2テクノロジーとも呼ばれており、圧力を設定する際に機械加工を一切施しません。その為、従来のスコアラインのような使用する毎に疲労していく箇所がプロセス側に存在しないのでサイクル運転やパルスに強く、最大で5万回を超えるサイクルにも使用可能です。

<AXIUS型ラプチャーディスクの特長>
■許容公差の下限に対して95%までの圧力で運転できる
■金属単板構造で低圧破裂圧を実現
■低圧域での公差が狭く、より設定圧力に近い値で破裂
■破裂時の破片の飛散がない
■バキュームサポート無しでフルバキュームまで使用できる
■液体、ガス、ベーパーはもちろんどんな流体にも使用できる(重合のあるプロセスには不可)
■製造範囲がなく標準がゼロレンジである
■サイクル運転やパルスに強い
■標準材質はステンレス、ハステロイCで1~4インチまで製作可能
■設定可能温度はステンレス、ハステロイC共に-40℃~480℃
■1-1/2インチを除いてファイク製SRL型ホルダーと互換性あり

投稿者 fike1 : 18:41

2005年09月02日

ラプチャーディスク選定表

ラプチャーディスクは、使用流体、運転条件、材質、用途により各種の型式があります。上記表に、ラプチャーディスク型式を比較選定するための早見表です。

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投稿者 fike1 : 17:34

2005年08月17日

MRK型ラプチャーディスク

MRK_Burst_Sample.jpgMRK_Sample.jpg
◆左:MRKタイプ・ディスクの破裂前 ◆右:MRKタイプ・ディスクの破裂後

NifeBlade.jpg
◆左:各サイズのナイフブレード

MRK型ラプチャーディスクは、凸面部に圧縮圧力を受け、設定圧力で反転座屈しホルダー二次側に取付けられているナイフブレードににぶつかり切断されることにより破裂します。金属製ラプチャーディスクとしては、極めて低い破裂圧にて製作が可能です。また、繰返し圧力による疲労の影響を受けづらいため、長いサービスライフを実現しています。(10万回のサイクルで使用可能)さらに、反転構造からバキュームサポートなしで、バキュームに耐えることができ、高圧域以外では破裂時に破片が飛散しません。使用上の制限事項としては、流体が圧縮性のガス、ベーパーである必要があります。流体が液体の場合には、必要なエアだめを持つ必要があります。

<MRK型ラプチャーディスクの特徴>
■設定破裂圧力と運転圧力が比較的接近している場合も使用できる
⇒許容公差の下限に対し90%までの圧力で常用運転できる
■反転座屈が破裂セットとなる設計のため、引張型および反転スコア型に比較して極めて金座疲労を受けづらい特性をもつ
⇒長いサービスライフを実現
⇒繰返し圧力運転に強い
■ファイク独自の流線型の3分割ナイフブレードの採用により、低い破裂圧力においても完全な破裂開口を得られる(RKB型は4分割ナイフブレード)
■ホルダーのディスク保持部は、ファイク独自のつぶれに強い山形のエッジを採用
⇒エッジ部の滑りに強い
⇒ホルダーのエッジ再加工による修理不要で継続使用できる
■破裂時の破片の飛散がない(上限値あり)
■バキュームサポートなしで、フルバキュームまで使用できる

Temp_MRK.gif

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投稿者 fike1 : 16:31

SRL型ラプチャーディスク

SRL_Sample.jpgSRL_Burst_Sample.jpg
◆左:SRLタイプ・ディスクの破裂前 ◆右:SRLタイプ・ ディスクの破裂後

SRL型ラプチャーディスクは、カウンター・モディファイド式(輪郭変形方式)というファイク社が近年開発に成功した全く新しいタイプのディスクです。この特赦なデザインにより他の反転型ディスクにはまねのできない低い圧力設定が可能です。

さらに反転型ディスクにとって制限事項とされている液体プロセスでの使用を実現しています。 オプションとして、高気密性用途にO-リング付モデルを選択できます。

<SRL型ラプチャーディスクの特徴>
■液体、ガス、ベーパーいずれの流体でも使用できる
■ナイフブレードを使用せずに低圧破裂圧の用途に使用できる
■破裂時の破片の飛散がない
■バキュームサポートなしで、フルバキュームまで使用できる
■O-リング付モデルでは高い気密性( 1 x 10E-8 Acc/sec ヘリウム)を実現ききる

Temp_SRL.gif

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投稿者 fike1 : 16:30

SRX型ラプチャーディスク

SRX_Sample.jpgSRX_Burst_Sample.jpg
◆左:SRXタイプ・ディスクの破裂前 ◆右:SRXタイプ・ディスクの破裂後

SRX型ラプチャーディスクは、反転型ディスクにあらかじめ十文字状のスコア(切り溝)を入れて、ディスクの反転時にそのスコアが裂けることにより完全な破裂開口を得るディスクです。

従来ナイフブレードが必要な反転型ディスクからナイフブレードの必要性をなくしたディスクです。オプションとして、高気密性用途にO-リング付モデルを選択できます。

<SRX型ラプチャーディスクの特徴>
■ナイフブレードを使用せずに中圧破裂圧の用途に使用できる
■破裂時の破片の飛散がない
■バキュームサポートなしで、フルバキュームまで使用できる
■O-リング付モデルでは高い気密性( 1 x 10E-8 Acc/sec ヘリウム)を実現ききる

Temp_SRX.gif

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投稿者 fike1 : 16:28

POLY-SD型ラプチャーディスク

POLYSD_Sample.jpgPOLYSD_Burst_Sample.jpg
◆左:POLY-SDタイプ・ディスクの破裂前 ◆右:POLY-SDタイプ・ディスクの破裂後

POLY-SD型ラプチャーディスクは、引張型ディスクにあらかじめスコア(切り溝)を入れて、そのスコアの深さにより破裂圧がコントロールされ圧力設定されます。

POLY-SD型ラプチャーディスクは、ディスク表面のなめらかな仕上げと接液部分の蓄積ポケットのない構造により、重合ラインで重合物の蓄積を最小限に抑えることができます。
さらに高圧破裂圧力が必要な場合には、シート外周部にリングを溶接したSCRD-FSR型があります。

<POLY-SD型ラプチャーディスクの特徴>
★重合のあるプロセスで使用できる
★圧力の高い用途に使用できる
★超高圧以外では破裂時の破片の飛散がない
★バキュームサポートなしで、フルバキュームまで使用できる

Temp_Poly-SD.gif

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投稿者 fike1 : 16:27

複合型ラプチャーディスク

SRX_Sample.jpgSRX_Burst_Sample.jpg
◆左:HOタイプ・ディスクの破裂前 ◆右:HOタイプ・ディスクの破裂後

複合型ラプチャーディスクは、スリットの入った金属板とシール用金属またはテフロンを組合せた構造で、低破裂圧、耐蝕性が要求される場合の使用に適しており、破裂時のディスクの飛散が極めて少ないタイプです。

HO型ラプチャーディスクのシール材質がテフロンの場合、金属製リングが自動的に取付けられます。背圧、負圧に対しては、バキュームサポートを取付けたHOV型ラプチャーディスクを使用します。

HO型またはHOV型ラプチャーディスクに腐食防止用テフロン保護シールをディスクの両側に取付けたものが、PLHOまたはPLHOV型です。テフロンをシール材として使用する場合の使用可能温度範囲は、テフロン材がFEPの場合232℃、PFAの場合260℃です。

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投稿者 fike1 : 16:20

単体型ラプチャーディスク

p_sample.jpgp_burst.jpg
◆左:Pタイプ・ディスクの破裂前 ◆右:Pタイプ・ディスクの破裂後

単一金属板による引張型ラプチャーディスクP型は、金属の引張応力を利用し、板厚と受圧面積によって破裂圧力が設定され、比較的運転圧力の変動の少ないプロセスに広範囲に使用される最も初期型のラプチャーディスクです。

破裂精度は、±5%で、製造範囲下限または許容公差の下限から70%の圧力で運転できます。ラプチャーディスクは30°テーパー型ホルダーに取付けられ、メタルタッチによる締付圧力でシールされます。また、耐食性をもたせるため、テフロンコーティングを施すことができます。

<バキュームサポート>
真空および背圧を受ける場合、上記P型ラプチャーディスクの一次側にバキュームサポートの取付けが必要です。このバキュームサポートはラプチャーディスクの凹部に完全に合致するように製作されており、ラプチャーディスクが真空を受けた時の座屈を防ぎ、フルバキュームまで耐えることができます。

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投稿者 fike1 : 16:15

SR-H型ラプチャーディスク

SRH_Sample.jpgSR-H型ラプチャーディスクは、カウンター・モディファイド式(輪郭変形方式)というファイク社が近年開発に成功した新しい技術を使用したサニタリーヘルール専用のディスクです。この特赦なデザインにより他の反転型ディスクにはまねのできない低い圧力設定が可能です。さらに反転型ディスクにとって制限事項とされている液体プロセスでの使用を実現しています。 

医薬、バイオテクノロジー、食品、飲料等すべてのサニタリー関連プラントに最適なラプチャーディスクです。

サニタリーヘルールへの取付は、あらかじめディスクに装着されたガスケットによりサニタリーヘルールに直接挟み込んでクランプで締付けます。
ディスク銘板は、クランプ外側に飛出して固定されますので、設置されているラプチャーディスクの仕様が簡単に確認できます。
(使用クランプの型式制限あり)

<仕様>
ディスク材質:ステンレス316、316L
ディスク表面仕上げ:6Ra
最高使用温度:177℃

<SR-H型ラプチャーディスクの特徴>
■専用ホルダー不要
■破裂時の破片の飛散がない
■液体、ガス、ベーパーいずれの流体でも使用できる
■バキュームサポートなしで、フルバキュームまで使用できる
■ナイフブレードを使用せずに低圧破裂圧の用途に使用できる
■3-A 標準品(規格品)
■安全弁、逃し弁と直列接続で使用できる
■3次元タグプレートを採用
■IDF/ISOヘルールとTri Cloverヘルールの両規格適合(オーダー時に指定要)
■ガスケット材質が選択できる(ホワイトシリコン、ブラックバイトン、EPDM、PTFE)

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投稿者 fike1 : 12:01