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2007年09月25日

今やファイクはインターナショナル!?

ファイク・ジャパンは名前のごとく、日本のお客様とのお付き合いを中心にしています。
ファイク・ジャパンが設立された1980年頃の米国ファイク本社は、アメリカ市場でファイク製品が認知されることで十分と考えていたようです。それだけ、アメリカ市場が大きいということです。
ところが先週、本社社長と営業担当副社長が来日した際、東京のお客様を打ち合わせのため訪問したいと言うので同行しました。
そこに現れたのは、ファイク・マレーシアの営業技術の人間と台湾のファイク代理店の社長でした。
ファイク・ジャパンが扱っていないファイク製消火装置を日本の原発に採用するための打ち合わせでした。
日本の舞台で、台湾やマレーシア、そしてアメリカのファイクの人間がやってきて仕事をしている・・・
今や、ファイクはインターナショナルになったと言えます。


投稿者 fike1 : 10:19

2007年09月06日

毎週月曜日は検品&出荷の日

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弊社の代表的製品であるラプチャーディスクは、ファイク本社で製作されています。毎週火曜日にアメリカ・ミズーリー州にある工場から出荷され、はるばる太平洋を渡り1週間の長旅を経て、東京にあるファイク・ジャパンに届けられます。弊社納入は月曜日の午前中、毎週お客様に御注文頂いた製品が大きなダンボールに入れられて山のように届けられます。
我々ファイク・ジャパンがお客様へ納入する製品は、全て一度弊社へ納入され、製品を熟知した社員によってすべて開包・検品されます。

*写真は、ファイクのヨーロッパ工場より届いたエクスプロージョン・ベントの寸法測定をしているところです*

製品製作後、各工場にて検品が行われていますが、輸送過程での製品破損、員数不足などを回避し、又仕様の再確認することによって確実にお客様の御要求通りの製品を納められる様、弊社にて全ての製品を開封し、その品質を保証させて頂いております。
そして、多数ある検査項目をクリアし、ファイク・ジャパンよりGOサインが出た製品は、元通りに梱包され、お客様のもとへ届けられます。

こうした過程を経て、我々ファイク・ジャパンは、確かな品質を持った弊社製品を自信を持ってお客様に提供しております!!


投稿者 fike1 : 16:44

2007年09月04日

ラプチャーディスクのポンプでの使用は要注意  質問No.15

ラプチャーディスクを液送ポンプの過昇圧防止に使用したい。 このような相談を受けることがありますが、制限事項があるので注意が必要です。

機構部を持つ安全弁等が異物を含む液のラインで詰まりを起こすため、代替逃がし装置としてラプチャーディスクが検討されることは理解できます。ただし、ラプチャーディスクは、セット圧で破裂するように、金属部を弱く作る必要があります。このことから金属疲労の影響を大変受けることとなります。繰返し圧力、特に非圧縮性流体である液体に関しては、ダイレクトにラプチャーディスクを叩くこととなり、急激に金属疲労が進行します。液送ポンプ出口側の脈動圧は、この状態に相当します。

ここで注意が必要なのは、設定破裂圧の50%程度の圧力でポンプを運転して、ポンプの脈動圧が±1%程度でも十分影響を及ぼすことです。
対策としては、ラプチャーディスクをポンプから放して設置し、脈動圧を吸収するバッファータンク等を間に入れる方法が推奨されます。

投稿者 fike1 : 11:52